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戸隠講について
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戸隠講
農業の神(作神様)として霊験あらたかな戸隠神社を崇拝する農業者を中心とした信者の集合団体。
講は、信者にとっては、地域に根ざす近隣同志の連帯を深め、農耕生活のよりどころとするためのものであり、神社および聚長(神官宿坊)にとっては、神道の布教、信者の定着、連携を図るためのものである。
この起源は鎌倉・室町時代といわれ、長野県内はもとより、全国に普及した。昔は3000を数える宿坊によって扱われていたが、現在は36の聚長が平均1万くらいの講を司宰している。講は集落単位に30〜50人ぐらいの講員をもって形成され、世話人と講員からなり、世話人は講をまとめ、聚長と連絡し、神社に結び付く組織である。
講員は朝夕の礼拝、献穀をし、世話人は代参をする。神社、聚長は世話人の宿泊、参拝の世話、吉凶の「おみくじ」や「おはんじ」の配布、托鉢などを行う。
「おはんじ」は、気象や作況などの長期予報であり、古来よりよく的中すると評価され、その信奉は根強いものがある。戸隠の祭神が農業の神として信奉される理由は、御神紋がカマ4本を組み合わせた鎌卍によって象徴されており、この「おはんじ」によって農業と強く結びついていることである。「おはんじ」の受け止め方は信徒によってさまざまではあるが、作物の栽培、養蚕の計画・設計・実施などの過程で十分これを受け入れている。
時流の変遷で一般に信仰が薄れ、神域が観光化する傾向にあるが、戸隠講は科学や理論を基盤にふまえながらも、より高い次元で神を信じ、「祈りつつ働く」という宗教的な農耕精進の道を実践するところに意義がある。<長野県百科事典より>
天気予報などがなかった時代に「おはんじ」として、神社が長期予報を出していたとは驚きです。それがよく当たるとはたいしたものですね。
天候=神のお告げとあらば「おはんじ」が的中することにより、より信仰心が高まるのも当然ですね。
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