信州日記│長野県感動情報
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小野の天然記念物シダレグリ自生地

2006.11.29
小野の天然記念物しだれ栗自生地9月に赤そばの里へ行く途中、国道153号線を走っている時に「しだれ栗森林公園入口」なる標識を見かけた。
しだれ栗???しだれ桜ならよく見聞きするのだが、しだれ栗とはいったいどんな栗なのか、気になっていろいろ調べたところ、どうやら枝に特徴があることがわかった。
落葉する時期を待ち、しだれ栗を見に行ってみることにした。初めて見る奇木にただ驚くばかりだった。これが植物なのか?と思えるほど奇異に伸びた枝は、正に天然記念物と言えるでしょう。それに反して辺りは誰もおらず、とてもひっそりとした所でした。

小野の天然記念物しだれ栗自生地 塩嶺王城県立公園のなか、辰野町の町木に指定された800本以上のシダレグリが群落を作って自生しています。大正9年に「小野村枝垂栗自生地」として国指定の天然記念物となり、昭和32年に「小野のシダレグリ自生地」と名称変更されて今日に至っており、その面積は2.24haに及んでいます。
 シダレグリは、火山活動の影響による突然変種といわれていますが、シバグリの突然変異によって生じ、幹や枝の生長の姿に特異の性質をおびたものです。
 シダレグリは「しだれ」と「頂芽の枯死」との2つの性質を持ち、こうした2つの作用が繰り返されていく過程で、側枝の生長する方向や頂芽の枯れる枝の年数、それに枝の上へ向かう性質と下へ向かう「しだれ」の性質などの兼ね合いで、様々な樹形がつくられていくもので、写真愛好家の皆さんの格好な題材となっているようです。
辰野町ホームページより

左のように撮影すると何だか妖怪の角みたいです。普通は、木の見頃と言えば新緑とか紅葉なのでしょうが、この木に限っては葉の生い茂った季節はおもしろくないようです。しかも天候は、晴れの日より曇りや雨や雪の方がこの木にはふさわしいかもしれません。

この独特の樹形は、突然変異により、しだれと頂芽が数年で枯れて側芽が成長する性質を併せ持ったためにつくられたもので、いわば盆栽の仕立てをシダレグリが自ら行っているようなものである。
この姿を天狗の仕業と考えた人々は、シダレグリの実が小さかったこともあって、この木に手を触れることはしなかった。

この地にあった案内の看板の画像はこちらにあります

小野の天然記念物しだれ栗自生地
小野の天然記念物しだれ栗自生地

小野の天然記念物しだれ栗自生地 ←山の西側斜面に群生しているので、撮影はお昼過ぎが日光があたっていていいかも

→落葉後とあってよけいに寒々とした感じの自生地斜面。これに雪が積もるといい景色になるそうだ。

小野の天然記念物しだれ栗群生地
小野の天然記念物しだれ栗自生地 ←実は普通に栗の形をしていました。

→自然を大切に
「とるのは写真のみ、残すは足跡のみ」なんだか気に入ってしまいました。

小野の天然記念物しだれ栗自生地
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